山ノ内ヘ

北鎌倉に縁の土地は現代に残る未開の跡地、都会子畑我流的備忘録。

stay happy with

2017.4.28.Fri

 

すてきな初来訪者と初・二度目の来訪者がきて、日長一日、掘ったり急斜面や木を登り下りしたり、里芋や枝豆を植え付けたり新たな土地を耕したり、kitakamakuraseimaisyo迄、糠床をいただく小散歩をしたり、仮の宙づり黒布寝床をハンモックのように設えてイメージを膨らませたり(破れた)

 

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また福さんと、福さんが切り出した竹三本の先端を結んで、井戸の水を汲み取る為の滑車を付ける竹柵のようなものを作る。

 

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女子がきてトイレがないのは難点だが、私は大丈夫と、途中コンビニに寄れて良かった。小さい頃、家に友達を呼んだときの焦れったいワクワクした気持ちがあったように、公にではないけれど、身近な人を招く小さな場所があるのは幸せなことのように思う。畑があって、手作りのブランコと、適度な(いや、それ以上の)竹と笹と木メイドなひかげがある。終始鳥の鳴き声や葉が揺れ擦れ合う音がする中、作業の手をとめると、額と体にはじんわりと汗をかいて、隙間を風が吹き抜けるヒミツの空間。空の青色が際立つ時間から徐々に日が暮れるのを空間全体から全身に伝わるように体感して帰路に着く。虫が増えてくる前の、一番気持ちのいいときだったかもしれない。