山ノ内ヘ

北鎌倉に縁の土地は現代に残る未開の跡地、都会子畑我流的備忘録。

地下茎

2017.4.6

木曜日は午前から。

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石だけではなく、根がしつこい。竹の地下茎は怪物だ。シャベルの方がやられそう。建築の女の子は、山ノ内で自由に動くには少し小綺麗な格好。にも関わらず入り行くという選択肢すら無かった廃墟の中へぐんぐん行こうとする。仕方なしに先頭を切ると、唖然とした光景が。奥の部屋の引き出しの中にちらと見えたものがおそらく明らかに大型の蜂の巣。たぬきうどんのたぬきのような紋様の茶色い塊がちらと顔をのぞかせていて、今見つけて良かったね、と彼女はあっけらかん。その後気になったのか立ち寄ってくれた近所に住んでるらしい植木屋さん曰く、廃墟の側の土地半分はどうやらお寺のそれではないらしく(危うく不法侵入)。廃墟でない側には離れ合わせて二軒家が建っていたことも判明。キソがあったのはそのためだった。