桜の木に豚が咲くようなもの
これだけあたたかくなっているというのにまだ冬色のベージュやブラウンの暖か系コートを着ていていい筈がない。ジージャンを羽織る女性が街に増えてきたように思う。かすれたその青の色はたしかに春の青空とさわやかな印象だが、いずれ直ぐに脱ぎ捨てる季節がくる。冬があっという間だった気がする。あ、新しい季節がきたんだなと自分が思ったその一つ前の季節と過ごした時間はどうしたってあっという間に感じるものなんだろうか。
ものや人に執着しないチームと肝心な関係性を保つチームで綱引きをして勝ち負けがころころ変わるようでもどかしい。
アブラナが身長くらいまで伸びました。菜の花に蜜を吸いに飛んでくる蜂やら飛ぶ虫がわんさか。日向ぼっこも落ち着いてはできないかな。
見上げた桜はすぐそこのようで頭上高くに咲き誇っていて幹と枝が稲妻のように走った先にあった。
たけのこ(孟宗竹)も少しダケ。
あらかた散策をしてさてここを片付けようやれ竹を移動しようと倉庫の前に来るとどうだろう、倉庫脇の斜面が気になって竹用鋸と植木用鋸の二刀流で笹と名前のわからない大きい手のような植物を刈り始めた。寒かった季節に溜まった落ち葉に次は目がいってあああそこもだと思い出して延々と掃き出す。それでも一向にきれいになる気配のない途方もなさに見切りをつけて16時前には出ました。
日が暮れるまでここでお酒を飲みたいと思うくらい涼みながら桜を見上げていた時間はまた次の暑いあの季節が来た時には忘れてしまうだろうからここに書き留めておきますといっても忘れるだろうから、もうなんでもいいや。昨日も乗った横須賀線車内より。#0330
初夏宣言しょか
2017.5.22.Mon
井戸水を汲んでいる福さんにちょうど出くわす光景も当たり前のように。
《自然農実験中》と看板を打ち立てながら福さんの忌み嫌う黒い毛虫が、大根か小松菜の葉にたっぷり。オレオの黒いクッキーをどことなく彷彿とさせる、仮触感(触ってみたら、ということ。触ってない)は悪くなさそうなフォルム。
15:48頃、上段からの景色。毛虫に「酢」3倍希釈水を吹きかけて落とす福さん。
その上段のエンドウのセコムとなりうるか、捕獲して放してもらった天道さん。
天道's 幼虫 虫は色が変わりすぎだ
エンドウは花の中から実を付けた。
かぼちゃの双葉は動物の耳のように丸みを帯びて、淡い緑色。
たくさん落ちてくるヤマザクラのさくらんぼ。季節が終わっても、その季節を乗り越えて実を落とす。黒い方が甘みのある。たくさん集めて潰してジャムにしたりできるかしら。それはまた来年に。
今まで知らなかったことばかりを自ずから然るように知っていく
感謝、畏怖、有難さ、動力源に。今日もグリーン車を避けて須賀線に乗る
そろそろ繁忙期の観光地、北鎌倉より
林中
よくわからないことの
2017.5.19.Fri
五月も半分が過ぎ、不意に蚊帳を手に入れた火曜日。ジモティーと言ういわゆるネットフリマアプリ「メルカリ」の地域密着版みたいなもので、わざわざ東京メトロ地下鉄有楽町線(初!)に乗って豊洲まで。いつ使うことになるの蚊也。上海か香港かどこかで買ったものの未使用品で、取りに来てくれたからということで、持ち主のおばさんから改札越しに1500円を1000円にまけてもらって受け取った。
四つ歳下の男の子が来た。田舎のおばあちゃんと小さい頃によく農作業、収穫とかを手伝っていたこともあって、そういう場所があるならやりたいということだった。是非ということで、駅で待ち合わせて一緒に行く。これだけのことなのになんだかとても嬉しくて早起きもすんなりできてしまうのはなんなのだろう。
ちょうど廃墟手前、これから耕し得る土地を耕して、何かの種をまいてもらうことに。僕はその間に雲頂庵経由で気持ちのいい林道を円覚寺まで一往複。
ナスに決めました。
授業があるとのことで彼は早めに下山。そのついでに円覚寺までもう一往複。サボってすみません。残りの時間は福さんと枯竹の掃除、運搬。
不思議な空気感の子との
よくわからないことのあれこれはそれなりに
何かいいことあったかな
蚊取り線香と玉葱
2017.5.15. Mon
畑の様子を見てのんびり
撤去作業を少しして
今日はのんびり
最近知った
小坂小へ抜けるトンネル道を通って
福さんと大船まで歩いて帰る
月初めと十五日はシルバー・デイ
黒スケベストを新調して
玉葱の種をくれた福さん
ぶんぶんと
蚊が増えてきました
水たまるところを片っ端から蓋をして
玉葱も数ヶ月後には始めよう
スナップエンドウの花
2017.5.12.
金曜
この日は午前から
上段の畑には脈の浮き出た白い花がエンドウに弱々しく咲いていた。
しかしアブラムシもわんさか。
下段の枯れた竹やがれきの撤去や整備作業の本格化。
福さんお友達と、里入り口付近の笹群の一まとまりをハサミで切りたおし運ぶ、それで2時間半。福さんはさらに奥の藪に侵入し広大な土地を改めて確認。
骨は折れたがいい天気。
昼飯のカレーがうまい。
午後の風が気持ち良かった。